エムスタイルジャパンがXPRIZE Healthspanに参加、ツバメの巣を活用した健康寿命延伸研究で1億ドルの賞金を目指す

エムスタイルジャパンがXPRIZE Healthspanに参加、ツバメの巣を活用した健康寿命延伸研究で1億ドルの賞金を目指す

PR TIMES より

記事の要約

  • エムスタイルジャパンがXPRIZE Healthspanに参加
  • ツバメの巣を活用した老化研究の可能性を探る
  • 1億ドルの賞金をかけた7年間の国際コンテスト

エムスタイルジャパンがツバメの巣でXPRIZE Healthspanに参加表明

エムスタイルジャパン株式会社は、健康寿命を延ばすための革新的な解決策を発見・推進することを目的とした世界的なコンペティション、XPRIZE Healthspanコンペティションへの参加意向を示す登録を行いました。このコンペティションは、人間の老化に対するアプローチに革命を起こすことを目的とした、7年間にわたる賞金1億100万ドルの国際コンテストです。

エムスタイルホールディングスは、ツバメの巣に関する独自研究を進めており、国立大学との共同研究では2023年にツバメの巣が「シミ・シワ・たるみ予防」、「皮膚からの病原体の侵入を防ぐ」という結果を得られています。このようなツバメの巣がもたらすアンチエイジング効果を老化防止に生かすことで、副作用の危険性のある薬剤を使用しない、健康問題に対する新たな治療法や予防策の開発が可能になると考えられています。

エムスタイルホールディングス株式会社は、ヒナが巣立った後、二度と使用されない100%天然アナツバメの巣を活用し、ツバメの巣のライフスタイルブランド「BI-SU(ビース)」とペットケアブランド「MIRANEST(ミラネスト)」を展開しています。原料となるアナツバメの巣は代表の稲冨自らがマレーシアにて採取し、偽物や養殖物の多いツバメの巣市場において、安心・安全の天然物にこだわっています。

2017年には研究開発部門として、ツバメの巣研究所を設立し、天然アナツバメの巣及びシアル酸(N-アセチルノイラミン酸)に関する研究を先導的・独創的かつ総合的に行っています。2021年からは国立大学との共同研究を実施しており、2022年に開催した「研究報告会」には、マレーシアの元首相マハティール氏も出席されました。

2023年12月には、ツバメの巣によるミトコンドリア増強の知見を得られ、特許出願に至りました。エムスタイルホールディングス株式会社は、これらの研究成果を基に、XPRIZE Healthspanコンペティションへの参加を通じて、健康寿命の延伸に貢献することを目指しています。

エムスタイルジャパンのXPRIZE Healthspan参加概要

項目 詳細
参加企業 エムスタイルジャパン株式会社
コンペティション名 XPRIZE Healthspan
賞金 1億100万ドル
期間 7年間
目的 健康寿命を延ばすための革新的な解決策の発見・推進
研究対象 ツバメの巣のアンチエイジング効果
期待される効果 副作用の少ない新たな治療法や予防策の開発

エムスタイルホールディングス公式サイト

ツバメの巣を活用した健康寿命延伸研究に関する考察

エムスタイルジャパンのXPRIZE Healthspanへの参加表明は、自然由来の素材を活用した健康寿命延伸研究の新たな可能性を示唆しています。ツバメの巣が持つアンチエイジング効果を科学的に解明し、実用化につなげる取り組みは、従来の医薬品に頼らない新しいアプローチとして注目に値するでしょう。特に、シミやシワの予防、皮膚バリア機能の強化といった具体的な効果が確認されていることは、研究の実現性を高めていると言えます。

今後、ツバメの巣の効果をさらに詳細に分析し、その作用メカニズムを解明することが重要になると考えられます。また、ツバメの巣由来の成分を効率的に抽出・精製する技術の開発や、それらを活用した製品の安全性・有効性の検証も必要になるでしょう。さらに、ツバメの巣の持続可能な調達方法や、生態系への配慮など、倫理的・環境的な側面からの検討も求められるはずです。

XPRIZE Healthspanへの参加を通じて、エムスタイルジャパンの研究が国際的な評価を受け、他の研究機関や企業との協力関係が築かれることが期待されます。この取り組みが成功すれば、日本発の革新的な健康寿命延伸技術として世界に貢献する可能性があります。同時に、ツバメの巣という伝統的な食材の新たな価値を見出すことで、地域経済の活性化や文化的価値の再評価にもつながるかもしれません。

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