Synが十和田湖シリーズ第3章「十和田湖 夏」をリリース、自然音とテクノロジーの融合で新たな音楽体験を創出

Synが十和田湖シリーズ第3章「十和田湖 夏」をリリース、自然音とテクノロジーの融合で新たな音楽体験を創出

PR TIMES より

記事の要約

  • ニック・ウッドが十和田湖シリーズ第3章「十和田湖 夏」をリリース
  • 自然環境のサウンドとゲストミュージシャンの演奏を融合
  • PlantWaveなど最新技術を活用した立体的なサウンド制作

Synが十和田湖の四季を音楽で表現した「十和田湖シリーズ」の最新作を公開

Syn株式会社は、作曲家ニック・ウッドによる十和田湖シリーズの第3章「十和田湖 夏」を2024年8月24日にリリースしました。このシリーズは、日本北部の十和田湖の四季の変化を音楽で表現するプロジェクトで、自然環境のサウンドとゲストミュージシャンの演奏を組み合わせた長編サウンドスケープ作品となっています。

ニック・ウッドとそのクリエイティブチームは、2年間にわたるフィールドレコーディングを通じて十和田湖の自然美を捉えました。PlantWaveという植物の電気信号をMIDIに変換するデバイスを使用し、植物のエネルギーを音楽に取り入れるなど、最先端の技術を駆使してメディテーション効果のあるサウンドを制作しています。

「十和田湖 夏」には、グラミー賞ノミネート経験のあるギタリスト、ギャン・ライリーによるナイロンギターの演奏が加えられました。日本人ボーカリストの柳ひろみが幻想的なボーカルを担当し、ピアニストのアレクサンドル・モトヴィロフによる柔らかなピアノの音色が作品に深みを与えています。

完成した作品は、ロサンゼルスのエンジニア、デビッド・レヴィンによってDolby Atmosでミックスされ、立体的なサウンド体験を提供しています。このリリースを記念して、8月28日に東京で高級オーディオブランドKEFとのパートナーシップによる「An Evening with Nick Wood」イベントが開催されます。

Synは、1991年にサイモン・ル・ボン、ヤスミン・ル・ボン、ニック・ウッドによって設立されたグローバルな音楽制作会社です。東京を拠点に34年間活動を続けるニック・ウッドを中心に、世界各国の才能あるアーティストやミュージシャンとのコラボレーションを通じて、革新的な音楽作品を生み出しています。

十和田湖シリーズ「十和田湖 夏」の特徴まとめ

項目 詳細
リリース日 2024年8月24日
制作期間 2年間のフィールドレコーディング
使用技術 PlantWave(植物の電気信号をMIDIに変換)
参加ミュージシャン ギャン・ライリー(ギター)、柳ひろみ(ボーカル)、アレクサンドル・モトヴィロフ(ピアノ)
音響技術 Dolby Atmosによる立体的サウンド
記念イベント 「An Evening with Nick Wood」(2024年8月28日、東京)

Syn公式ウェブサイト

ニュースを読んでみた所感

ニック・ウッドの十和田湖シリーズは、自然と音楽の融合という点で非常に興味深い取り組みだと感じました。特にPlantWaveを使用して植物のエネルギーを音楽に取り入れる試みは、テクノロジーと自然の新たな関係性を示唆しており、環境音楽の可能性を大きく広げる革新的なアプローチだと言えるでしょう。

今後は、このような自然をベースとした音楽制作がさらに進化し、VRやARなどの技術と組み合わさることで、より没入感のある体験を提供できるようになるのではないかと期待しています。例えば、視覚的な要素を加えることで、聴衆が実際に十和田湖のほとりにいるかのような多感覚的な体験が可能になるかもしれません。

また、このプロジェクトが日本の自然美を世界に発信する新たな手段となることにも注目したいです。音楽を通じて日本の四季の魅力を伝えることで、文化交流や観光促進にもつながる可能性があります。Synには今後も日本の様々な地域の自然や文化を音楽で表現するシリーズを展開してほしいですね。

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