SAKIGAKE JAPANが仙台市でスポーツ×防災教育イベントを開催、元サッカー日本代表による特別講習会も実施

SAKIGAKE JAPANが仙台市でスポーツ×防災教育イベントを開催、元サッカー日本代表による特別講習会も実施

PR TIMES より

記事の要約

  • 9月1日に親子向けスポーツ×防災教育イベント開催
  • 元サッカー日本代表による特別講習会を実施
  • 防災クイズやクイズラリーなど楽しく学べる企画

アクアイグニス仙台で「防災スポーツフェスタ」開催

株式会社SAKIGAKE JAPANは、仙台reborn株式会社、株式会社イースリーと共同で、2024年9月1日に親子向けのイベント『防災スポーツフェスタ in 仙台』をアクアイグニス仙台で開催すると発表しました。このイベントは仙台市後援のもと、スポーツ体験型コンテンツを通じた防災学習を目的としています。元サッカー日本代表の谷真一郎氏による特別講習会や、親子で参加できる防災クイズラリーなどが企画されています。

イベントの背景には、子どもの防災意識の低さが挙げられます。2023年の調査によると、子どもの防災意識が低いと感じている保護者は全体の32.2%で、その理由として「自分事としてとらえられていない」という回答が最も多かったとのこと。また、子どもと防災について話し合えている家庭は全体の43.4%にとどまっており、半数以上の家庭では子どもとの防災についての対話機会を創出できていない実態が明らかになっています。

イベントの主なコンテンツとして、元サッカー日本代表の谷真一郎氏が開発した「タニラダー」特別講習会が注目されます。このトレーニングは、子どもたちの走るスピードを上げるメソッドとして知られており、通常はサッカーの少年プレイヤーを対象としていますが、今回は「オールスポーツ」向けのメニューを組んで広く参加者を受け入れる予定です。各回定員50名で、計3回の開催が予定されています。

また、親子で参加できる防災クイズや、アクアイグニス仙台敷地内を歩きながら防災に関して学べるクイズラリーも企画されています。さらに、「もしもまきまき」という災害イマジネーションを高めるツールを使用したコンテンツも用意されており、災害時の状況を想像することで、災害前に必要なものが何かを学ぶことができます。これらのコンテンツは、楽しみながら防災知識を身につけられるように設計されています。

イベント会場となる「アクアイグニス仙台」は、東日本大震災で全てを失った藤塚地区に活気を取り戻すために設立された施設です。震災から13年が経過した今も、この地区には多くの課題が残されています。このイベントを通じて、地域への誘客を促進し、震災を経験した地域に再び賑わいをもたらすきっかけにしたいという主催者の思いが込められています。

「防災スポーツフェスタ in 仙台」の主なコンテンツまとめ

タニラダー特別講習会 親子で防災クイズ クイズラリー もしもまきまき
内容 走るスピードを上げるメソッド 防災標識クイズなど 敷地内を歩きながら学ぶ 災害イマジネーションを高める
対象 オールスポーツ向け 親子 親子 親子
開催時間 3回(各回50名定員) 5回 10:00〜17:00 10:00〜17:00
参加費 1,000円(税込) 無料 無料 無料

タニラダー特別講習会申込みフォーム

ニュースを読んでみた所感

「防災スポーツフェスタ in 仙台」は、スポーツと防災教育を組み合わせた斬新なアプローチが素晴らしいと感じました。特に、子どもたちが楽しみながら防災知識を身につけられるよう工夫されている点は高く評価できます。元サッカー日本代表選手による特別講習会は、子どもたちの興味を引きつけ、防災への関心を高める効果的な方法だと思います。

今後は、このようなイベントがより多くの地域で開催されることを期待しています。また、防災教育とスポーツを組み合わせたプログラムが学校教育にも取り入れられれば、より多くの子どもたちが防災意識を高められるのではないでしょうか。さらに、VRやAR技術を活用した災害シミュレーションなど、最新技術を取り入れたコンテンツの開発も期待したいです。

最後に、このイベントが東日本大震災の被災地で開催されることには大きな意義があると考えます。震災の記憶を風化させることなく、次世代に防災の重要性を伝えていく取り組みとして、非常に価値のあるものだと評価できます。今後、このイベントが継続的に開催され、さらに発展していくことを心から願っています。

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