
PR TIMES より
記事の要約
- 新潟国際情報大学がフェアトレード大学に認定
- 国内6大学目、フェアトレード推進活動の成果
- フェアトレードの理解浸透に貢献
一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムによるフェアトレード大学認定
一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(FTFJ)は2024年12月28日、新潟国際情報大学を国内6大学目となるフェアトレード大学に認定したと発表しました。同大学はフェアトレード商品の販売や講義、学生団体によるイベントなどを通してフェアトレードの理解浸透に取り組んでいます。
FTFJは、新潟国際情報大学のフェアトレード憲章に謳われる「全ての人々の生活向上・平等を願い、フェアトレードの一層の普及を目指」す姿勢を支持し、今後、同大学と連携してフェアトレードの普及活動を進めていく予定です。フェアトレード大学とは、フェアトレードの理念に賛同し、推進活動に取り組む大学を認定する仕組みです。
日本におけるフェアトレード大学認定制度は2014年に開始され、新潟国際情報大学は6大学目の認定となります。今回の認定が、多くの未来の消費者にとってフェアトレードを知るきっかけとなることが期待されています。世界では、2022年時点で286大学がフェアトレード大学に認定されています。
フェアトレード大学認定基準
基準 | 指標 |
---|---|
基準1 フェアトレードの普及を目指す学生団体が存在する | (1)フェアトレードの普及を図る学生団体が大学から公認されている、ないし公認の申請を行っている。(2)FT普及学生団体に顧問の教員がいる。 |
基準2 フェアトレードの普及活動、並びにフェアトレードに関する研究・教育活動がキャンパス内外で行われている | (1)FT普及学生団体は2年以上にわたって継続的にフェアトレードの普及活動を行っている。(2)フェアトレードに関する研究・教育活動が推進・推奨されている。 |
基準3 大学当局がフェアトレード産品を購入し使用している | 大学当局が1年以上にわたって継続的にフェアトレード産品を購入し、利用している、ないし1年以内の購入・使用を計画している。 |
基準4 複数のフェアトレード産品がキャンパス内で購入可能となっている | キャンパス内の食堂・売店やカフェなどで、2品目以上のフェアトレード産品(食品・衣類・文具・手工芸品など)が1年以上にわたって継続的に販売され、購入可能となっている。 |
基準5 フェアトレードの理念を支持し、その普及をうたったフェアトレード大学憲章を策定し、FT普及学生団体、学生自治会(ないし学友会などそれに準ずる組織)、大学当局の三者が同憲章に賛同している | (1)策定されたフェアトレード大学憲章は、フェアトレードの理念を支持し、その普及および推進をうたっている。(2)同憲章の策定には学生が主体的に参画している。(3)同憲章が大学の理事会あるいは全学教授会、ないし過半数の教授会などの全学的な意思決定機関において承認され、理事長ないし学長が同憲章へのコミットメントを公に表明している。 |
参考:PR TIMES「新潟国際情報大学を国内6大学目となるフェアトレード大学に認定 | 一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムのプレスリリース (参照日:2024年12月29日)
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