スポGOMI甲子園2024宮崎県大会が開催、高校生80人が88.54kgのごみを収集し海洋ごみ問題への意識向上に貢献

スポGOMI甲子園2024宮崎県大会が開催、高校生80人が88.54kgのごみを収集し海洋ごみ問題への意識向上に貢献

PR TIMES より

記事の要約

  • スポGOMI甲子園・宮崎県大会が開催
  • 27チーム80人が参加し88.54kgのごみ収集
  • 優勝チーム「HAY!」が全国大会出場権獲得

スポGOMI甲子園2024宮崎県大会の開催概要と成果

一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、2024年8月17日に『スポGOMI甲子園2024・宮崎県大会』を開催しました。この大会は日本財団の海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されたもので、15~18歳の高校生27チーム80人が参加しました。

大会では、制限時間60分内で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う形式が採用されました。参加者たちは炎天下の中、大きなごみから小さなたばこの吸い殻まで隅々まで拾い集め、その結果、総量88.54kgものごみが収集されました。この取り組みは、海洋ごみ問題への意識向上に大きく貢献したと言えるでしょう。

優勝を果たしたのは、宮崎大宮高校と鵬翔高校の混合チーム「HAY!」でした。このチームは、得点の高いビン・缶を多く集めた結果、総量9.67kg、1808ポイントを獲得し、見事優勝の栄冠を手にしました。準優勝の「重無課金高校生」チームも、4.45kg、1084ポイントを獲得し、健闘を見せました。

「HAY!」チームは、この勝利により12月に東京で開催される全国大会への出場権を獲得しました。27チーム中で圧倒的なポイントを獲得した実績から、全国大会でも好成績が期待されています。優勝チームは「全国大会でも全力を尽くして優勝を目指して頑張ります!」と意気込みを語っており、その活躍が楽しみです。

このイベントは、海洋ごみ問題への意識向上だけでなく、若者たちの環境保護活動への参加を促進する重要な機会となりました。参加者の一人は「将来、ごみの量が魚の数より多くなるという話を聞いて、ごみ拾いの重要性を実感しました」と語っており、イベントの教育的効果も大きかったことがうかがえます。

スポGOMI甲子園2024宮崎県大会の結果まとめ

優勝チーム 準優勝チーム
チーム名 HAY! 重無課金高校生
構成 宮崎大宮高校と鵬翔高校の混合 不明
収集量 9.67kg 4.45kg
獲得ポイント 1808ポイント 1084ポイント
特記事項 全国大会出場権獲得 ビン・缶・たばこの吸い殻を多く収集

日本財団「海と日本プロジェクト」公式サイト

ニュースを読んでみた所感

スポGOMI甲子園2024宮崎県大会の開催は、若者の環境意識向上と地域貢献の両面で非常に意義深い取り組みだと感じました。特に、高校生たちが短時間で88.54kgものごみを収集したことは驚異的で、日常生活の中で気づきにくいごみの実態を可視化した点が素晴らしいと思います。このようなイベントを通じて、参加者だけでなく地域全体の環境意識が高まることが期待できるでしょう。

今後は、このイベントをさらに発展させるために、収集したごみの種類や発生源の分析を行い、ごみ削減のための具体的な施策につなげていくことが重要だと考えます。また、参加者の年齢層を広げたり、企業や地域団体との連携を強化したりすることで、より大規模かつ持続的な活動に発展させることができるのではないでしょうか。環境教育の観点からも、このイベントの教育的効果を測定し、学校のカリキュラムに組み込むなどの取り組みも検討する価値があると思います。

最後に、このイベントが単発の清掃活動で終わらず、参加者たちの日常的な環境保護活動につながることを期待します。優勝チームの全国大会での活躍はもちろんですが、全参加者が地域のリーダーとなって環境保護の輪を広げていくことが、真の成功につながるのではないでしょうか。今後、このようなイベントが全国各地で開催され、若者主導の環境保護活動がさらに活性化することを心から願っています。

コメント