記事の要約
- アルテ ジェネシスが映画「侍タイムスリッパー」に協賛
- 美容室 NYNY公式ショートムービーがきっかけで映画出演へ
- 代表取締役社長の吉村が理容師役として本編に出演
アルテ ジェネシスが映画「侍タイムスリッパー」に協賛し代表取締役社長が出演
株式会社アルテ ジェネシスは、2024年8月23日に映画「侍タイムスリッパー」への協賛を発表しました。この協賛は、同社のグループ会社である株式会社ニューヨーク・ニューヨークの公式ショートムービーシリーズを手掛けた安田淳一監督とのご縁がきっかけとなっています。さらに、同社の代表取締役社長である吉村栄義氏が映画本編に理容師役として出演することも明らかになりました。
美容室 NYNYの公式ショートムービーは、2018年のエピソード1「長い髪」から始まり、これまでに8本のストーリーが配信されています。これらの作品はすべて安田淳一監督が手掛けており、美容室という特別な空間で生まれる様々な人の想いをエピソードとして描いています。「美容室×エンタメ」という新しい掛け合わせが注目を集め、最も再生数の多いショートムービーは44万回以上も視聴されています。
映画「侍タイムスリッパー」は、幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描くコメディ作品です。東映京都撮影所の特別協力により実現した本作は、コメディでありながら人間ドラマとチャンバラ活劇の要素も含んでいます。さらに、ファンタジア国際映画祭2024にて観客賞を受賞し、自主制作作品として業界に驚きを与えています。
安田監督は、NYNYとのショートムービー制作を通じて、美容師と映画監督の共通点を見出しています。両者とも「まだ見ぬ美しき光景」を見たくて挑戦を続ける冒険者であると感じており、NYNYとの仕事を通じてその意味を再確認できたと述べています。また、名の知られていない自身に8作品もの制作機会を与えた吉村会長の慧眼と「人を育ててやろう」という矜持に感謝の意を表しています。
映画「侍タイムスリッパー」は、2024年8月17日から池袋シネマ・ロサ、8月30日から川崎チネチッタで上映が開始されます。また、近畿地方(京都府)他の劇場でも上映が予定されており、詳細は公式サイトで確認できます。キャストには山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのなどが名を連ねており、安田淳一監督が監督・脚本・照明・編集等を担当しています。
映画「侍タイムスリッパー」協賛と上映情報まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
協賛企業 | 株式会社アルテ ジェネシス |
映画タイトル | 侍タイムスリッパー |
監督・脚本 | 安田淳一 |
上映開始日 | 2024年8月17日(池袋シネマ・ロサ)、8月30日(川崎チネチッタ) |
主要キャスト | 山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうの、峰 蘭太郎、紅 萬子、福田善晴 |
特筆事項 | ファンタジア国際映画祭2024観客賞受賞、アルテ ジェネシス代表取締役社長の吉村栄義氏が出演 |
ニュースを読んでみた所感
アルテ ジェネシスの映画「侍タイムスリッパー」への協賛は、美容業界とエンターテインメント業界の融合という新しい試みとして注目に値します。特に、美容室 NYNYの公式ショートムービーシリーズが映画協賛のきっかけとなったという経緯は、企業のコンテンツマーケティングが新たな事業展開や業界を越えたコラボレーションにつながる可能性を示唆しています。この取り組みは、美容業界におけるブランディングの新たな形を提示しているかもしれません。
今後は、このような異業種間のコラボレーションがさらに進化し、美容とエンターテインメントの垣根を越えた新しいサービスやコンテンツが生まれることを期待したいと思います。例えば、映画やドラマの世界観を取り入れた期間限定の美容サービスや、美容室での体験を基にした映像作品の制作など、より深い連携が可能かもしれません。また、このような取り組みが美容業界全体のイメージアップや顧客層の拡大につながる可能性も考えられます。
さらに、自主制作映画がファンタジア国際映画祭2024で観客賞を受賞したことは、独立系映画製作の可能性を広げる出来事として注目に値します。今後、企業が映画製作に参加することで、新たな才能の発掘や斬新な企画の実現につながる可能性があります。アルテ ジェネシスの取り組みが、他の企業にも影響を与え、日本の映画産業に新たな風を吹き込むきっかけになることを期待しています。
コメント