琉球アスティーダとNPO法人ちゅらゆいが「スマイルプロジェクト」を開始、子どもたちに卓球観戦の機会を提供し社会貢献を推進

琉球アスティーダとNPO法人ちゅらゆいが「スマイルプロジェクト」を開始、子どもたちに卓球観戦の機会を提供し社会貢献を推進

PR TIMES より

記事の要約

  • 琉球アスティーダが「スマイルプロジェクト」開始
  • NPO法人ちゅらゆいと連携し子どもたちを試合招待
  • 持続可能な社会の創り手育成を目指す取り組み

琉球アスティーダとNPO法人ちゅらゆいの共同プロジェクト開始

琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社は、2024年8月23日に「琉球アスティーダ スマイルプロジェクト」の開始を発表しました。このプロジェクトは、NPO法人沖縄青少年自立援助センター『ちゅらゆい』と共同で実施され、持続可能な社会の創り手を育てることを目的としています。両団体は、子ども・若者の孤立を放置しない社会の実現を目指しています。

プロジェクトの一環として、8月31日と9月1日のホーム戦において、県内の子どもの居場所『kukulu』等を利用している方々300人を無料招待することが決定しました。招待された子どもたちは、張本智和選手や篠塚大登選手、沖縄県うるま市出身の上江洲光志選手らの白熱した試合と世界トップレベルのプレーを間近で観戦することができます。さらに、試合終了後には特別企画として参加選手との記念撮影やサイン会などの交流タイムも設けられています。

このプロジェクトは、琉球アスティーダが2021年から行っているスポーツウェア寄付活動「スポーツドネーションOKINAWA」や、子どもたちを試合に無料招待する活動の延長線上にあります。多くの企業の共創参加によりこれらの社会貢献活動をアクセレートすることを目指しています。琉球アスティーダは、「夢への道を拓き、明日を照らす光となる」というミッションと「だれもが夢をあきらめない社会をつくる」というヴィジョンを掲げており、このプロジェクトを通じてその実現を目指しています。

NPO法人沖縄青少年自立援助センター『ちゅらゆい』は、「全ての人の尊厳が守られ認められる社会」をビジョンに掲げ、子ども若者と共に歩み、挑戦するNPO団体です。不登校やひきこもり、障害、家庭環境など、様々な要因で生きづらさを抱えている子ども若者をサポートしています。主な事業として、不登校の子どもの居場所「kukulu」、夜間の居場所「ユースセンターアシタネ」、就労支援事業所「アシタネワークス」の運営などを行っています。

琉球アスティーダの代表取締役会長兼社長である早川周作氏は、このプロジェクトを通じて沖縄県内で開催される卓球の試合を通じて夢に向かって頑張る子どもたちに笑顔を届けられることを喜んでいます。王者奪還への道のりをたくさんの応援とともに実現し、スポーツが与える夢と感動を多くの方々に届けていきたいと考えています。このプロジェクトは、スポーツを通じた社会貢献の新たな形として注目されています。

琉球アスティーダ スマイルプロジェクトの概要

項目 詳細
プロジェクト名 琉球アスティーダ スマイルプロジェクト
主催 琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社
連携団体 NPO法人沖縄青少年自立援助センター『ちゅらゆい』
実施日 2024年8月31日、9月1日
招待人数 300人
対象者 県内の子どもの居場所『kukulu』等を利用している方々
特別企画 参加選手との記念撮影、サイン会などの交流タイム

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ニュースを読んでみた所感

琉球アスティーダとNPO法人ちゅらゆいの連携による「スマイルプロジェクト」は、スポーツを通じた社会貢献の素晴らしい例だと感じます。特に沖縄県の子どもの貧困率が29.9%という深刻な状況下で、このようなプロジェクトが子どもたちに新たな機会と希望を提供することは非常に意義深いと言えるでしょう。プロスポーツ選手との交流は、子どもたちに大きな刺激と夢を与える可能性があります。

今後このプロジェクトがさらに発展し、より多くの子どもたちに機会を提供できるようになることを期待します。例えば、単発のイベントだけでなく、定期的な卓球教室の開催や、長期的なメンタリングプログラムの実施など、子どもたちとの継続的な関わりを持つ取り組みも検討できるのではないでしょうか。また、他のスポーツ団体や企業との連携を広げることで、プロジェクトの規模や影響力をさらに拡大できる可能性があります。

このプロジェクトが沖縄県内だけでなく、全国的なモデルケースとなり、スポーツを通じた社会貢献活動がより広く普及することを願っています。琉球アスティーダの取り組みが、他のスポーツクラブやNPO団体にも影響を与え、子どもたちの未来を支援する動きが全国に広がっていくことが期待されます。スポーツの持つ力を社会課題の解決に活かす、このような取り組みがさらに増えていくことを心から願っています。

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