京橋白木が「うつわ御結」を南青山に移転リニューアル、全国の陶芸家と協業し600点を展示販売

京橋白木が「うつわ御結」を南青山に移転リニューアル、全国の陶芸家と協業し600点を展示販売

PR TIMES より

記事の要約

  • 京橋白木が「うつわ御結」を8/28リニューアル
  • 全国100以上の陶芸家と協業し約600点を展示
  • 金継ぎ文化発信と体験申込みも可能に

京橋白木が陶磁器専門店「うつわ御結」をリニューアル

京橋白木株式会社は、2024年8月28日に陶磁器専門店「うつわ御結」を東京都港区南青山5丁目の骨董通り近くに移転しリニューアルオープンすると発表しました。新店舗では、全国100以上の陶芸家と協業して生まれた約600点の品々が取り揃えられ、ご家庭やレストラン問わず、食を楽しむ全ての方々にとって作品とじっくり向き合える空間が提供されます。

新店舗のコンセプトは「作り手と使い手を結び、和の文化を継承する」であり、この理念を体現する新しい店装でオープンします。特筆すべき点として、日本の伝統的な金継ぎ文化を広めるためのスペースが設けられ、金継ぎ作品の展示販売や修繕依頼、体験申込みも可能になります。これにより、100年使い続ける陶芸文化の発信拠点としての役割も果たします。

リニューアルに合わせて、オフィシャルオンラインストアも刷新されました。新たに始まった「うつわ羇旅 UTSUWA KIRYO」では、実業家の本田直之さんをインタビュアーに迎え、料理人とのうつわ談義を収録しています。第1回では「御料理宮坂」の宮坂展央さん、第2回では「酒井商会」の酒井英彰さんが登場し、それぞれのうつわ選びについて語っています。

京橋白木の竹下雷太店主は、美術品のように器が主役ではなく、あくまで料理を引き立てるものであるという考えを持っています。食の時間がより良くなるような仕入れを心がけ、全ての作家の工房を訪ね対話を重ねることで、それぞれの個性を大切にしているとコメントしています。この姿勢が、著名店をはじめ多くの顧客に選ばれる理由となっているようです。

近年では海外からの引き合いも増加しており、日本の伝統文化であるうつわを多くの顧客に伝えていけるよう一層精進していきたいとしています。うつわ御結の新店舗は、東京都港区南青山5丁目17-5 102に位置し、営業時間は12:00から18:00、定休日は火曜日となっています。オンラインストアも同時にリニューアルされ、より多くの人々が日本の陶芸文化に触れる機会を提供しています。

うつわ御結リニューアルの詳細情報

項目 詳細
リニューアルオープン日 2024年8月28日(火)
新店舗所在地 東京都港区南青山5丁目17-5 102
営業時間 12:00-18:00
定休日 火曜日
展示品数 約600点
協業陶芸家数 全国100以上
新設コーナー 金継ぎ作品展示・販売スペース

うつわ御結オフィシャルサイト

ニュースを読んでみた所感

京橋白木の「うつわ御結」リニューアルは、日本の伝統的な陶芸文化を現代に適応させる素晴らしい取り組みだと感じました。特に、600点もの多様な作品を展示し、金継ぎ文化を積極的に紹介している点は、日本の伝統工芸の魅力を広く伝える効果的な方法だと評価できます。また、オンラインストアの同時リニューアルにより、実店舗に足を運べない人々にも日本の陶芸文化に触れる機会を提供している点も注目に値します。

今後、このような伝統文化を発信する場所がさらに増えることを期待します。例えば、陶芸家と直接対話できるワークショップの開催や、若手陶芸家の作品を紹介するスペシャルイベントなどがあれば、より多くの人々が日本の陶芸文化に興味を持つきっかけになるでしょう。また、海外からの注目も高まっているとのことなので、多言語対応のガイドツアーや外国人向けの陶芸体験プログラムなどの導入も検討の価値があると考えます。

「うつわ御結」の取り組みが、日本の伝統工芸品の価値再評価につながることを期待しています。同時に、このような文化発信の場が増えることで、若い世代や海外の人々にも日本の陶芸文化の魅力が伝わり、新たな需要や創造的な活用法が生まれる可能性があります。今後は、デジタル技術を活用した展示方法や、SDGsの観点からの持続可能な陶芸文化の発信など、さらなる革新的なアプローチにも期待が高まります。

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