アマダが小学生向け板金モノづくり体験ワークショップを開催、ハサミとチタンキーホルダー製作で金属加工の魅力を伝える

アマダが小学生向け板金モノづくり体験ワークショップを開催、ハサミとチタンキーホルダー製作で金属加工の魅力を伝える

PR TIMES より

記事の要約

  • アマダが小学生向け板金モノづくり体験を開催
  • ハサミとチタンキーホルダーの製作を体験
  • 金属加工の楽しさと技術を子どもたちに伝える

アマダが小学生向け板金モノづくり体験ワークショップを開催

株式会社アマダは、2024年8月3日と4日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「モノづくり体感スタジアム 2024」にて、小学生向けの「板金モノづくり体験!ハサミとオリジナルチタングッズを作ろう」というワークショップを出展しました。このイベントは、日刊工業新聞社が主催する体験型イベントで、子どもたちにモノづくりや理科、科学の楽しさを伝えることを目的としています。

ワークショップでは、板金ハサミとオリジナルチタンキーホルダーの2つの製作体験が行われました。板金ハサミの製作では、アマダの板金マシンで加工された1枚のステンレス板から、ナットやボルト、工具を含めたすべての部品を組み立てる体験を提供しました。子どもたちは、1枚の板から複雑な道具が作られることに驚きの声を上げながら、保護者やスタッフの助けを借りて完成させていきました。

オリジナルチタンキーホルダーの製作では、陽極酸化装置を用いてチタンに色をつける体験が行われました。子どもたちは、チタンの色が変わる仕組みや制作手順を学んだ後、自分でデザインを考えてシールを貼り、オリジナルの図版を作成しました。陽極酸化装置でプレートに膜を生成する過程を興味深く観察しながら、創造性豊かな作品を完成させていきました。

参加者からは、「金属加工のおもしろさが十分に伝わる、とてもおもしろい体験でした」「金属、酸素について、小学生でも分かりやすく、とっても勉強になりました」といった感想が寄せられました。また、「ハサミを分解してみたいな〜と思ったことがあるので、おもしろかったです」という声もあり、子どもたちの好奇心を刺激する内容だったことがうかがえます。

このワークショップを通じて、アマダは金属加工機械メーカーとしての専門性を活かし、子どもたちに金属を用いたモノづくりや身近な金属製品への関心を持ってもらう機会を提供しました。実際に手を動かして製品を作り上げる体験は、モノづくりの楽しさや奥深さを直接感じられる貴重な機会となったようです。

モノづくり体感スタジアム2024の概要

項目 詳細
開催日時 2024年8月3日(土)~4日(日) 両日とも10:00~17:00
場所 東京都立産業貿易センター 浜松町館 5階展示室、4階会議室
対象年齢 3歳~中学3年生(ワークショップごとに対象年齢が異なる)
参加費用 無料
主催 モノづくり日本会議、日刊工業新聞社
アマダのワークショップ内容 板金ハサミとオリジナルチタンキーホルダーの製作体験

モノづくり体感スタジアム 公式サイト

ニュースを読んでみた所感

アマダの小学生向け板金モノづくり体験ワークショップは、子どもたちに金属加工の魅力を伝える素晴らしい取り組みだと感じました。特に、1枚の板から複雑な道具が作られる過程を体験できる点は、モノづくりの奥深さを直接感じられる貴重な機会になったのではないでしょうか。また、チタンの色変化を利用したキーホルダー作りは、科学の面白さを実感できる良い企画だったと思います。

今後は、このようなワークショップにデジタル技術を取り入れることで、さらに魅力的な体験になる可能性があります。例えば、3Dプリンターを用いた金属造形体験や、AR技術を活用した金属加工プロセスの可視化などが考えられるでしょう。また、オンラインでの事前学習と実際の体験を組み合わせたハイブリッド型のワークショップも、より多くの子どもたちが参加できる形態として期待できます。

このような体験型イベントは、将来のモノづくり人材の育成に大きな影響を与える可能性があります。アマダには、今後も継続的にこうした取り組みを行い、さらに内容を発展させていくことを期待したいと思います。同時に、他の製造業企業とも連携し、より多様なモノづくり体験を提供することで、子どもたちの好奇心と創造性を刺激し続けることができるのではないでしょうか。

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