経済産業省が幹部候補の総合職等を公募、エン・ジャパンの採用支援サービスを活用し民間人材の採用を加速

経済産業省が幹部候補の総合職等を公募、エン・ジャパンの採用支援サービスを活用し民間人材の採用を加速

PR TIMES より

記事の要約

  • 経済産業省が幹部候補の総合職等を公募開始
  • エン・ジャパンが採用支援サービスを通じて支援
  • 民間企業経験者の採用で政策イノベーションを目指す

経済産業省が幹部候補の総合職等を公募、エン・ジャパンが支援

エン・ジャパン株式会社は、2024年8月26日から経済産業省の『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』を開始すると発表しました。このプロジェクトでは、同社が運営する採用支援サービスを通じて、経済産業省の「総合職(課長補佐級・係長級)」「一般職(課長補佐級・係長級)」を公募します。経済産業省は、日本経済を取り巻く環境変化に対応するため、他省に先駆けて民間人材のキャリア採用を積極的に実施してきました。

経済産業省では、これまで130名以上のキャリア採用者が入省し、昨年度は20名以上と過去最多の採用者数を更新しています。多様なバックグラウンドを有する人材が入省し、活躍しています。今回の募集では、幹部候補として早期にマネジメントを担う「総合職」に加え、特定の政策領域・政策ツールにじっくり取り組むケースが多い「一般職」を募集します。選考は国家公務員試験を介さず、書類選考や面接といった民間企業の中途採用に近い形で実施されます。

募集は通年で行われ、今後予定している募集締切は2024年9月・12月・2025年3月となっています。ただし、時期は変動する可能性があります。経済産業省は、産業・イノベーション、通商・貿易、資源・エネルギーなどの領域で日々政策を創り、実行に移しています。経済や産業の変化が激しい中、多様なバックグラウンドを持つ職員を採用し、政策のイノベーションにつなげたいと考えています。

このプロジェクトの一環として、エン・ジャパンは特別インタビュー記事を『AMBI』サイト上で公開しています。また、経済産業省のミッション・政策説明会が2024年9月4日(水)19時からオンラインで開催される予定です。募集要項によると、応募受付期間は8月26日(月)から9月22日(日)までとなっています。エン・ジャパンは、プレスリリースや特設ページ、Web広告での告知に加え、各求人サイトでの集客支援を実施します。

エン・ジャパンの『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』は、社会的なインパクトが特に大きい人材採用を全社を挙げて支援するプロジェクトです。中央省庁の幹部候補、自治体の副市長やDX担当、NGO/NPO・スポーツ団体・志ある企業の中核メンバーなど、さまざまな募集を「入職後の活躍」までこだわって支援しています。このプロジェクトを通じて、社会の課題解決を加速させることを目指しています。

経済産業省のキャリア採用概要

項目 詳細
募集職種 総合職(課長補佐級・係長級)、一般職(課長補佐級・係長級)
応募受付サイト エン転職、エンゲージ、AMBI、ミドルの転職
応募受付期間 2024年8月26日(月)~9月22日(日)
選考方法 書類選考、面接(国家公務員試験は不要)
募集締切予定 2024年9月・12月・2025年3月(変動の可能性あり)
説明会 2024年9月4日(水)19時~19時45分(オンライン開催)

経済産業省キャリア採用 特設ページ

ニュースを読んでみた所感

経済産業省のキャリア採用プロジェクトは、日本の行政機関が変化に適応しようとする積極的な姿勢を示していると感じました。民間企業の経験者を採用することで、新しい視点や専門知識を政策立案に活かせる可能性が高まります。特に、総合職と一般職の両方を募集していることは、多様な人材のニーズに応える柔軟な approach だと評価できます。

今後は、このプロジェクトをさらに発展させ、他の省庁にも同様の取り組みが広がることを期待します。例えば、省庁間での人材交流プログラムやプロジェクトベースでの民間人材の短期採用など、より柔軟な採用形態を検討してもよいかもしれません。また、採用後のキャリアパスや評価制度についても、民間企業の best practices を取り入れることで、より魅力的な職場環境を作り出せる可能性があります。

長期的には、このようなキャリア採用の取り組みが日本の行政全体の文化を変革し、より効率的で革新的な政策立案・実行につながることを期待します。一方で、既存の公務員システムとの融合や、長期的なキャリアビジョンの提示など、克服すべき課題も多いでしょう。民間人材の知見を活かしつつ、公共サービスの本質を損なわない適切なバランスを取ることが重要になると考えられます。

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