記事の要約
- 東洋大学陸上競技部とTherabodyが契約締結
- 選手のコンディショニングをセラガンでサポート
- リカバリー効果と選手の意識向上を期待
東洋大学陸上競技部とTherabodyのコンディショニングサポート契約
ユナイテッドスポーツブランズジャパン株式会社は2024年8月28日、米国発のウェルネステックブランド「Therabody」を通じて東洋大学陸上競技部長距離部門とコンディショニングサポート契約を締結したと発表しました。この契約により、セラガンやリカバリーエアなどのTherabody製品を用いて選手のケガ予防やリカバリーをサポートしていきます。
東洋大学陸上競技部長距離部門の酒井俊幸監督は、年間を通して高強度の練習や試合に耐えられるコンディショニングが必須であると考えています。そのため、日々のトレーニングや試合で高いパフォーマンスを発揮できるようリカバリーやケアの充実化を図るため、セラガンをはじめとしたTherabody製品の導入を決定しました。
選手たちからは、セラガンの使用感について高評価が寄せられています。トルク(パワー)が大きく、しっかりとほぐせる感覚や、アタッチメントの種類や硬さ・柔らかさが使いやすいという声が挙がっています。また、背中や腰、臀部、ハムストリングなど届きにくい部位もケアできる点や、短時間でも効果を感じられる点が評価されています。
Therabody製品の特徴まとめ
製品 | 主な特徴 | 用途 |
---|---|---|
セラガン | 大きなトルク、多様なアタッチメント | 筋肉のほぐし、リカバリー |
リカバリーエア | 空気圧マッサージ | 循環促進、むくみ解消 |
その他Therabody製品 | ウェルネステック技術 | コンディショニング全般 |
ニュースを読んでみた所感
東洋大学陸上競技部とTherabodyの提携は、トップアスリートのコンディショニングに最新テクノロジーを活用する好例だと感じました。特にセラガンの使用感に関する選手たちの具体的なフィードバックは、製品の実効性を示唆しています。この取り組みは、選手のパフォーマンス向上だけでなく、ケガ予防にも貢献する可能性が高いでしょう。
今後は、Therabody製品の使用データを収集し、科学的な効果検証を行うことで、さらに効果的なトレーニングプログラムの開発につながる可能性があります。例えば、個々の選手の疲労度や筋肉の状態に応じたカスタマイズされたリカバリープランの提案など、AIを活用した高度なコンディショニングサポートの実現が期待されます。
また、このような先進的な取り組みが他の大学や競技団体にも波及することで、日本のスポーツ界全体のコンディショニング水準が向上する可能性があります。長期的には、怪我の減少や競技寿命の延長、さらには国際大会での日本選手の活躍にもつながることが期待されます。Therabodyと東洋大学の協力関係が、日本の陸上競技の発展に寄与することを願っています。
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