記事の要約
- Autodeskユーザー向けオンラインイベント「Autodesk Day 2024」開催
- Maya、3ds Max等の最新情報や新製品Wonder Studioを紹介
- 業界トップクリエイターによる技術セッションを実施
ボーンデジタルがAutodeskユーザー向けイベント「Autodesk Day 2024」を開催
株式会社ボーンデジタルは、2024年9月20日にAutodeskユーザー向けの技術に特化したオンラインイベント「Autodesk Day 2024」を開催することを発表しました。このイベントは、オートデスク製品の魅力を深掘りし、各ジャンルのトップクリエイターが創造的なアイデアを紹介する場となります。
「Autodesk Day 2024」では、MayaやFlow Production Trackingなどのクラウド製品に関する最新情報や、新しく製品ポートフォリオに加わったWonder StudioやFlow Captureについての紹介が行われます。また、オートデスクのAIへの取り組みや、11月から開始される新しい購入エクスペリエンスについても説明が予定されています。
イベントでは、ポリゴン・ピクチュアズによるMaya用リグとアニメーションのフレームワーク「eST3」の紹介や、mGearフレームワークのゲーム制作での活用例、tyFlowを活用した表現手法など、実践的な技術セッションが用意されています。これらのセッションを通じて、参加者は最新のツールや技術を学ぶ機会を得ることができます。
Autodesk Day 2024の主要セッション内容
セッション名 | 登壇者 | 主な内容 |
---|---|---|
オートデスク最新情報アップデート | オートデスク株式会社 渡辺揮之氏、国松いづみ氏 | DCC・クラウド製品のアップデート、AI対応状況、新購入エクスペリエンス |
「eST3」を使ったリグワークフロー制作事例 | 株式会社ポリゴン・ピクチュアズ 渡邉光瑛氏 | Maya用リグとアニメーションフレームワーク「eST3」の活用法 |
mGearフレームワーク:ゲーム制作のリギングソリューション | mcsGear合同会社 Miquel Campos氏 | ゲーム「KEMURI」制作を例にしたmGearの活用方法 |
tyFlowで即効性の高い表現とストレスフリーなオーダー対応を | 株式会社DEFT 子安肇氏 | 3ds MaxのtyFlowを活用した表現手法とワークフロー |
ニュースを読んでみた所感
Autodesk Day 2024は、クリエイター向けの最新技術や製品情報を効率的に学べる貴重な機会だと感じました。特に、Wonder StudioやFlow Captureなどの新製品の紹介は、業界の最新動向を把握する上で重要です。また、AIへの取り組みに関する情報も、今後のクリエイティブ業界の方向性を示唆しているように思われます。
今後のイベントでは、より多くの実践的なワークショップやハンズオンセッションが追加されることを期待しています。例えば、参加者が実際にソフトウェアを操作しながら学べるオンラインラボなどがあれば、より深い理解が得られるでしょう。また、AI技術とAutodesk製品の統合に関する具体的な事例や将来的な展望についても、より詳細な情報が提供されることを望みます。
このようなオンラインイベントの開催は、地理的制約を超えて多くのクリエイターが参加できる点で非常に価値があります。今後は、参加者同士の交流を促進するバーチャルネットワーキングセッションなども取り入れることで、より充実したイベントになるのではないでしょうか。Autodesk製品の進化とクリエイティブ業界の発展に、このイベントが大きく貢献することを期待しています。
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