記事の要約
- パソナハートフルがパラスポーツをテーマにした絵画展を開催
- アート村作品展では障害者アーティストの作品約15点を展示
- 9月3日から8日まで東京・南青山のAnnex Aoyamaで実施
パソナハートフルがパラスポーツをテーマにした絵画展を開催
株式会社パソナグループの特例子会社であるパソナハートフルは、2024年9月3日から8日まで東京・南青山のAnnex Aoyamaにて『アート村作品展 ~頑張れ、頑張れ、みんな頑張れ!~』を開催すると発表しました。この展示会では、フランスで開催中の世界的スポーツイベントに合わせて、パラスポーツをテーマに描いた絵画約15点が展示されます。
パソナハートフルは1992年に「才能に障害はない」をコンセプトに「アート村」を設立し、2004年からは絵を描くことを業務とする「アーティスト社員」を採用しています。現在22名のアーティスト社員が個性あふれる作品の創作活動に取り組んでおり、今回の展示会では彼らの障害特性を活かした自由な感性で描かれたパラスポーツをテーマとした作品が中心となります。
展示会場では、作品をあしらったポストカードが来場者にプレゼントされるほか、パソナグループ社会貢献室による募金活動も実施されます。集められた募金はパラスポーツの発展に向けた取り組みに寄付される予定です。また、展示作品の販売も行われており、詳細は主催者に問い合わせることができます。
アート村作品展の開催概要
項目 | 詳細 |
---|---|
期間 | 2024年9月3日(火)~8日(日) |
会場 | PASONA SQUARE前「Annex Aoyama」 |
営業時間 | 平日 11:30~18:00、土日 11:30~17:00 |
観覧料金 | 無料 |
展示作品 | 約15点(アクリル・ペン・ポスターカラー) |
特別企画 | ポストカードプレゼント、募金活動 |
ニュースを読んでみた所感
パソナハートフルが開催するこのアート展は、障害者の才能を活かす素晴らしい取り組みだと感じました。特に、パラスポーツをテーマにした作品展示は、フランスでの世界的スポーツイベントと連動させることで、より多くの人々の関心を集める可能性があります。また、アーティスト社員という雇用形態は、障害者の就労支援の新たなモデルケースになるかもしれません。
今後は、このような展示会をさらに拡大し、オンラインギャラリーの併設や、バーチャル展示会の開催なども検討してみてはどうでしょうか。デジタル技術を活用することで、より多くの人々が障害者アーティストの作品に触れる機会を提供できるかもしれません。また、パラアスリートとのコラボレーション企画なども、興味深い展開になる可能性があります。
このイベントを通じて、障害者アートの認知度向上とパラスポーツの普及促進が同時に図られることに期待が高まります。さらに、企業の社会貢献活動としての側面も注目に値します。パソナグループの取り組みが、他の企業にも波及し、障害者の芸術活動支援や就労支援の輪が広がっていくことを願っています。
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