B.LEAGUEがキャリアマネジメントプログラムを実施、アーシャルデザインが選手のキャリア支援を担当

B.LEAGUEがキャリアマネジメントプログラムを実施、アーシャルデザインが選手のキャリア支援を担当

PR TIMES より

記事の要約

  • B.LEAGUEがキャリアマネジメントプログラムを実施
  • アーシャルデザインが選手へのキャリア支援を担当
  • 現役時代と引退後の一貫したキャリアビジョンを重視

B.LEAGUEキャリアマネジメントプログラムの概要と特徴

公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)は、「SOCIAL INNOVATION HUB 構想」の一環として選手研修を2024年7月24日から31日にかけて実施しました。この研修では株式会社アーシャルデザインがアスリートのキャリア形成の専門知識を活かし、選手へのキャリア支援を担当しています。B.LEAGUEに所属する約140名の選手が参加し、キャリアビジョンの確立を目指しています。

新人選手約44名が参加した初日のプログラムでは、元ハンドボール全日本代表主将の東俊介氏が「アスリートに求められる社会常識」というテーマで講義を行いました。東氏は「ファンを創る力=競技力×人間力」という考え方を示し、現役時代にファンを創ることが引退後の活動に大きな影響を及ぼすことを選手たちに伝えています。また、選手たちに「人間力」についての考えを書き出し、発表するワークショップも実施されました。

新人および2、3年目の選手約140名が参加した5日目の講義では、広島ドラゴンフライズの寺嶋良選手へのインタビューが行われました。寺嶋選手は自身が行っている社会貢献活動について語り、カンボジアへの浄水フィルター寄贈や子どもたちの教育支援への思いを共有しています。この講義を通じて、他の選手たちもバスケットボール以外での貢献活動への意欲を示し、情報交換が行われました。

最終日となる6日目の講義では「アスリートの価値を考える」というテーマで研修が行われました。選手たちはこれまでのプログラムで学んだことを振り返り、社会常識の重要性や市場価値の多様性について発表しています。アーシャルデザインは、目標設定やSNSの使い方、お金の考え方など多岐にわたる内容を選手たちに伝えました。

B.LEAGUEは2016年9月22日に開幕した日本男子プロバスケットボールリーグです。2023-24シーズンの総入場者数は過去最高の450万人以上を記録しており、バスケットボールの人気が高まっています。アーシャルデザインはB.LEAGUEサポーティングカンパニーとして、今後もB.LEAGUE ALL-STAR GAMEやB.LEAGUE FINALSを含めたシーズンを通して支援を続けていく予定です。

B.LEAGUEキャリアマネジメントプログラムの特徴まとめ

項目 詳細
プログラム名 B.LEAGUEキャリアマネジメントプログラム
実施期間 2024年7月24日~31日
参加者数 約140名(B.LEAGUE所属選手)
支援企業 株式会社アーシャルデザイン
主な講義内容 アスリートに求められる社会常識、ファンを創る力、社会貢献活動、アスリートの価値
特徴 現役時代と引退後を分断せず一貫したキャリアビジョンを確立

B.LEAGUE公式サイト

ニュースを読んでみた所感

B.LEAGUEのキャリアマネジメントプログラムは、アスリートのキャリア形成に新しい視点を提供している点が非常に興味深いです。従来のセカンドキャリア支援とは異なり、現役時代と引退後を一貫して捉える approach は、選手たちの長期的な成長と自己実現に大きく寄与する可能性があります。特に、「ファンを創る力」という考え方は、競技力だけでなく人間力の重要性を強調しており、選手の総合的な価値向上につながるでしょう。

今後のプログラムでは、さらに具体的なキャリアパスの例や、実際に引退後にさまざまな分野で活躍している元選手の事例を紹介することで、より実践的な支援になるのではないでしょうか。また、個々の選手の特性や興味に合わせたカスタマイズされたプログラムの提供も検討の余地があると思います。デジタルスキルやビジネススキルなど、現代社会で求められる能力の習得支援も重要になってくるでしょう。

B.LEAGUEの人気が高まる中、このようなキャリア支援プログラムは、リーグ全体の価値向上と持続可能な発展に大きく貢献すると期待されます。選手たちが競技だけでなく、社会人としても成長していくことで、バスケットボール界全体の底上げにつながるでしょう。今後は、このプログラムの成果を定期的に評価し、継続的な改善を行うことで、より効果的なキャリア支援システムが構築されることを期待しています。

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