岡山発アートバスAOHARE号が完成、デニムと学生服を活用した独創的な空間デザインで地域活性化とSDGs貢献を目指す

岡山発アートバスAOHARE号が完成、デニムと学生服を活用した独創的な空間デザインで地域活性化とSDGs貢献を目指す

PR TIMES より

記事の要約

  • 岡山発のアートバスAOHARE号が完成
  • 3社コラボでデニムと学生服を活用
  • SDGsテーマに子どもたちの創造性を反映

岡山発アートバスAOHARE号の完成とその特徴

青木被服株式会社は、菅公学生服株式会社と両備ホールディングスとの3社コラボレーション企画を発足し、SDGsをテーマにしたアートバス-AOHARE号-を2024年8月22日に完成させました。このバスは岡山の特産品であるデニムと学生服の残り布を内装デザインに取り入れ、子どもたちの自由な創造性を反映した空間となっています。

AOHARE号の特徴として、青春をテーマにした天井デザインが挙げられます。タイダイ染めを施した大空に見立てたサテン地の天井をキャンパスに、デニムで作ったセーラー服のリボンや学生服の金属ボタンが岡山の空を飛んでいく表現が施されています。この独創的な空間デザインは、青木被服デザイナーの青木俊樹氏が監修を務めました。

バスの内装には、カンコー学生服と青木被服の残布を利用して子どもたちが制作したアート作品が飾られています。自由な発想で直接描いたり、切り絵で表現した作品がバスを豪華に彩り、「デニム」と「制服」という異業種の壁をなくした一体感溢れる空間を生み出しています。この取り組みにより、子どもたちの創造力が異業種を繋ぐ架け橋となっています。

AOHARE号の座席には、デニムと学生服で制作された装飾が施されています。青木被服が手掛けたヘッドレストカバーには、ジーンズの代名詞とも言えるレザーパッチとデニムポケットが使用されています。カンコー学生服のデザインは席によって異なるセーラー服の襟がモチーフとなっており、多様性と統一感を両立させた内装となっています。

完成したAOHARE号は、2024年8月23日から1年間にわたり、両備バスカンパニーの路線バスとして岡山⇔玉野間を中心に運行される予定です。この取り組みは、岡山の地場産業の活性化とSDGsへの貢献を目指すものであり、地域の人々に新たな魅力を提供することが期待されています。

AOHARE号の主な特徴まとめ

デザイン要素 使用素材 特徴
天井 青春テーマの空 タイダイ染めサテン、デニム セーラー服リボン、金属ボタンの表現
内装アート 子どもたちの作品 デニムと学生服の残布 自由な発想による切り絵や直接描画
座席装飾 ヘッドレストカバー デニム、学生服素材 レザーパッチ、セーラー服襟モチーフ
外装 車体ホイール 特注ペイント 青空イメージの藍色
運行期間 1年間 岡山⇔玉野間を中心に運行

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