Jardin des Costumesがパリコレにバレエ衣装で初出展、日本の伝統工芸を融合した新コレクションを発表

Jardin des Costumesがパリコレにバレエ衣装で初出展、日本の伝統工芸を融合した新コレクションを発表

PR TIMES より

記事の要約

  • Jardin des Costumesがパリコレに初出展
  • バレエ衣装ブランドとしての参加は2例目
  • 日本の伝統工芸を取り入れた新しいコレクション

Jardin des CostumesがパリファッションウィークSSに初出展

バレエ衣装オーダーメイドを手掛けるJardin des Costumesは、2024年9月25日16時(現地時間)からパリファッションウィークに初出展することを発表しました。Global Fashion Collective(GFC)主催のパリコレクションにバレエ衣装ブランドとして出展するのは2例目となります。同社は「バレエの未来をデザインする」をビジョンに掲げ、2022年9月に創業しています。

コレクションのテーマは「Bal de Fleurs(花々の舞踏会)」で、四季を感じさせる8つの花と花の成長に必要な4つの要素が繰り広げる華やかな仮面舞踏会をイメージしています。デザインは花の形や花言葉、歴史上の人物の逸話から着想を得ており、日本の伝統工芸「木彫」で作られたパーツや金襴、水引などを違和感なく取り入れた新しい提案となっています。

このパリコレ出展に向けて、Jardin des Costumesは「パリコレ共創プロジェクトBleuet(ブルーエ)」を立ち上げ、10代から50代までの参加者とzoomミーティングを通じて企画面のサポートを受けました。また、クラウドファンディングを実施し、約1か月間で153人から1,423,500円の支援を集めることに成功しています。

Jardin des Costumesのパリコレ出展詳細

項目 詳細
開催日時 2024年9月25日16:00~(パリ現地時間)
会場 La Maison des Métallos
主催 Global Fashion Collective
コレクションテーマ Bal de Fleurs(花々の舞踏会)
コンセプト 日本発 新しい文化としてのバレエ衣装
特徴 日本の伝統工芸を取り入れた新しいバレエ衣装
コラボレーション 木彫師・前田暁彦氏、クラリネッティスト・Mami氏

Jardin des Costumes公式サイト

ニュースを読んでみた所感

Jardin des Costumesのパリコレへのバレエ衣装ブランドとしての出展は、日本の伝統工芸と西洋の芸術を融合させる新しい試みとして非常に興味深いものです。特に、木彫や金襴、水引などの日本の素材をバレエ衣装に取り入れる発想は、文化の垣根を超えた創造性を感じさせます。このような取り組みは、日本の伝統技術の新たな可能性を世界に示す絶好の機会となるでしょう。

今後は、このコレクションをきっかけに、より多くのバレエ団や振付家との協働が生まれることを期待します。例えば、世界的に有名なバレエ団とのコラボレーションや、日本の伝統芸能とバレエを融合させた新作の制作など、さらなる文化交流の可能性が広がるかもしれません。また、サステナビリティの観点から、環境に配慮した素材や製法を取り入れた衣装開発にも期待が高まります。

Jardin des Costumesの挑戦は、ファッションとパフォーミングアーツの新たな関係性を探求する先駆的な取り組みだと言えるでしょう。今後、このブランドがパリコレでの経験を活かし、さらに革新的なデザインや技術を生み出していくことを楽しみにしています。また、この成功例が他の日本の伝統工芸やアーティストたちにも刺激を与え、国際舞台での活躍の機会が増えていくことを期待しています。

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