遠州山中酒造が純米吟醸ひやおろしを販売、吟ぎんがと愛山の2種の酒米で個性豊かな味わいを実現

遠州山中酒造が純米吟醸ひやおろしを販売、吟ぎんがと愛山の2種の酒米で個性豊かな味わいを実現

PR TIMES より

記事の要約

  • 遠州山中酒造が純米吟醸ひやおろしを販売
  • 2種の酒米「吟ぎんが」「愛山」を使用
  • 9月1日から秋季限定酒として発売開始

遠州山中酒造の純米吟醸ひやおろし販売開始

遠州山中酒造株式会社は、2024年9月1日より「吟ぎんが」と「愛山」の2種の酒米を使用した純米吟醸酒「ひやおろし」を秋季限定酒として販売開始します。ひやおろしは春に絞ったお酒を夏の間熟成させて秋に出荷する日本酒で、熟成の旨味と丸みのあるまろやかな味わいが特徴となっています。江戸時代から続く伝統的な製法で、秋の到来と共に楽しまれる日本酒文化の一端を担っています。

今回発売される純米吟醸ひやおろしは、岩手産の「吟ぎんが」と兵庫県産の「愛山」という2種類の酒米を使用しています。吟ぎんがを使用したものは、お米の旨味と優しい甘さが特徴で、ひと夏じっくり低温熟成することでなめらかな旨味のある味わいに仕上げられています。一方、愛山を使用したものは、透明感のある味わいとマスカットを想わせる香りと酸の調和が取れており、適度な酸味が心地よいキレと余韻を引き立てた味わいとなっています。

遠州山中酒造では、蔵元直送ECサイト限定で先行受付を開始しています。本来9月1日から店頭で販売開始予定でしたが、公式ECサイトでは事前予約購入が可能となっています。発送は9月1日以降となりますが、早めに予約することで確実に入手できる機会が提供されています。各商品は720mlと1800mlの2サイズが用意され、720mlボトルは2,145円、1800mlボトルは3,960円で販売されます。

遠州山中酒造株式会社は、静岡県掛川市に本社を置く老舗酒造会社です。代表取締役の山中久典氏のもと、伝統的な酒造りの技術を継承しながら、新しい取り組みにも挑戦しています。1818年から1830年の間に創業し、2021年には遠州山中酒造株式会社に組織変更され、浜友グループの傘下に入りました。長い歴史と共に培われた技術と、新しい経営体制による革新的なアプローチが融合した酒造りが注目されています。

この秋季限定酒の販売は、日本の伝統的な酒文化を現代に継承する取り組みの一環として位置付けられています。2種類の異なる酒米を使用することで、それぞれの特徴を活かした味わいの違いを楽しめるようになっています。秋の味覚と共に楽しむことで、季節の移ろいを感じられる日本酒体験を提供することを目指しています。日本酒ファンや季節の味わいを楽しみたい方々にとって、興味深い選択肢となることが期待されます。

遠州山中酒造の純米吟醸ひやおろし商品詳細

吟ぎんが 愛山
原材料 岩手産吟ぎんが 兵庫県産愛山
酸度 1.5 1.5
日本酒度 +3 +7
使用酵母 901 1501
精米歩合 55% 55%
アルコール度数 15度以上16度未満 15度以上16度未満
特徴 お米の旨味と優しい甘さ 透明感のある味わいとマスカットを想わせる香り

遠州山中酒造公式サイト

ニュースを読んでみた所感

遠州山中酒造の純米吟醸ひやおろしの販売は、日本の伝統的な酒文化を現代に継承する素晴らしい取り組みだと感じました。特に2種類の酒米を使用することで、それぞれの特徴を活かした味わいの違いを楽しめる点が興味深いです。季節に合わせた限定販売は、日本酒の魅力を再認識させる良い機会になるのではないでしょうか。

今後は、このような季節限定酒の販売に加えて、オンラインでの試飲会やバーチャル蔵見学などのデジタル体験を提供することも検討してみてはどうでしょうか。コロナ禍以降、オンラインでの体験型イベントが人気を集めています。遠州山中酒造の歴史や製造過程をより多くの人々に知ってもらう機会になるかもしれません。

また、今回の取り組みを通じて、日本酒業界全体の活性化につながることを期待しています。若年層や海外市場への日本酒の魅力発信にも力を入れ、伝統的な日本酒文化の継承と新たな価値創造の両立を目指してほしいですね。遠州山中酒造の今後の展開から目が離せません。

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