南砺市が動画・ポスターコンテストを開催、伝統文化と郷土芸能の魅力発信を目指す取り組み

南砺市が動画・ポスターコンテストを開催、伝統文化と郷土芸能の魅力発信を目指す取り組み

PR TIMES より

記事の要約

  • 南砺市で動画・ポスターコンテスト開催
  • 伝統文化や郷土芸能の魅力を発信
  • 2025年大阪・関西万博との連携も視野に

南砺市の魅力を発信する動画・ポスターコンテストの開催

株式会社steAmは、「いのち・ちきゅう・みらいプロジェクト実行委員会」からの委託を受け、「<南砺の魅力>動画・ポスターコンテスト」を2024年8月23日より開催することを発表しました。このコンテストは、富山県南西部に位置する南砺市の伝統文化や郷土芸能の魅力を紐解き、未来へ繋げていくことを目的としています。企業版ふるさと納税を活用した取り組みであり、地域の魅力発信と文化振興を目指しています。

コンテストの対象は南砺市内外に在住する0歳から120歳までの幅広い年齢層となっており、参加者には南砺市の魅力を動画またはポスターで表現することが求められています。応募期間は2024年8月23日から同年12月27日までとなっており、作品はYouTubeへのアップロードまたはB2サイズのPDFファイルでの提出が必要となります。公式サイトを通じて申し込みが可能であり、優秀作品は審査を経て公式ウェブサイト上で発表される予定です。

南砺市は合掌造り集落や古い民謡など、日本の伝統文化が色濃く残る地域として知られています。民芸運動の創始者である柳宗悦や世界的板画家の棟方志功ゆかりの地でもあり、「生きた世界遺産」とも表現される独特の文化的魅力を持っています。また、富山県立南砺平高等学校の「郷土芸能部」が全国的に注目されるなど、伝統文化の継承と普及にも力を入れています。

コンテストに関連して、動画制作のワークショップやトークショーも開催される予定となっています。9月22日には井波総合文化センターにて、動画制作に役立つヒントやアドバイスを提供するワークショップと、南砺の魅力について語り合うトークショーが予定されています。トークショーには、STEAM教育家や前環境省事務次官、南砺市市長など多彩な顔ぶれが登壇し、南砺市の魅力を多角的に語り合う場となることが期待されています。

このコンテストは、2025年に開催される大阪・関西万博との連携も視野に入れています。万博のテーマ事業「いのちを高める」のプロデューサーでもある中島さち子氏が関わることで、南砺市の伝統文化や郷土芸能を世界に向けて発信する機会となることが期待されています。また、南砺市で開催される「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」という日本最大規模のワールドミュージック・フェスティバルとの相乗効果も見込まれており、伝統と革新が融合した南砺市の新たな魅力創出につながる可能性があります。

南砺市の動画・ポスターコンテスト概要

項目 詳細
コンテスト名 <南砺の魅力>動画・ポスターコンテスト
開催期間 2024年8月23日~2024年12月27日
対象者 南砺市内外に在住する0-120歳
応募形式 動画(YouTube)またはポスター(B2サイズPDF)
主催 いのち・ちきゅう・みらいプロジェクト実行委員会
企画・運営 株式会社steAm
関連イベント 動画制作ワークショップ、トークショー(9月22日開催)

コンテスト公式サイト

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