ニューバランスが長崎スタジアムシティに新規出店、長崎ヴェルカのサプライヤーとしてB.LEAGUE初参入、3社による地域活性化を目指す

PR TIMES より

記事の要約

• ニューバランス、長崎スタジアムシティに新規出店
• 長崎ヴェルカのサプライヤーとして初のB.LEAGUE参入
• 3社によるスポーツを通じた地域活性化を発表

ニューバランス、長崎スタジアムシティ、長崎ヴェルカの3社合同発表会

株式会社ニューバランスジャパン、株式会社リージョナルクリエーション長崎、株式会社長崎ヴェルカは、2024年8月23日に長崎スタジアムシティ内で合同記者発表会を開催しました。この発表会では、3社がスポーツを通じて地域活性化を目指す取り組みについて説明がありました。長崎スタジアムシティは2024年10月14日にグランドオープンを迎える予定です。

株式会社リージョナルクリエーション長崎の岩下英樹社長は、長崎スタジアムシティの開発概要や展望について説明しました。施設には日本一ピッチに近いサッカースタジアム、スポーツ観戦やコンサートが楽しめるアリーナ、ショッピングモール、日本初のサッカースタジアムビューホテルなどが含まれます。ニューバランスの参画により、スポーツだけでなくファッションやカルチャーの面でもシナジーが期待されています。

ニューバランスジャパンの久保田伸一社長は、長崎スタジアムシティへの新規出店と長崎ヴェルカのオフィシャルサプライヤーとしてB.LEAGUEに初参入することを発表しました。ニューバランスは長崎スタジアムシティにオフィシャルストアを出店し、「コミュニケーション」をコンセプトとした店舗を設けます。また、クラブをサポートしながらバスケットボールシーンを盛り上げ、地域密着型のイベントを通じて地域活性化を目指します。

長崎ヴェルカの伊藤拓摩社長は、スポーツを通じた地域創生への想いを語りました。長崎ヴェルカは”HAS IT!”をモットーに、地域、パートナー企業、ファンと共創していく方針です。離島の子どもたちを試合に招待するB-RAVE ONEや、ユースの育成、若手コーチを育成するVCDPなどの活動を行っており、今後はニューバランスと共に次世代を担う子供たちの可能性を育んでいく予定です。

最後に、長崎ヴェルカの髙比良寛治選手が登壇し、長崎への想いとこの3社の取り組みへの期待を表明しました。髙比良選手は児童養護施設の子供たちを試合に招待したり、バスケットリングを提供したりする活動を行っており、今後はニューバランスと共に子供たちの可能性を広げる活動をさらに展開していきたいと語りました。

ニューバランス長崎スタジアムシティ店舗情報まとめ

ニューバランス公式サイト

ニュースを読んでみた所感

ニューバランス、長崎スタジアムシティ、長崎ヴェルカの3社合同による地域活性化の取り組みは、スポーツを通じたコミュニティ形成の新しいモデルケースになる可能性を秘めています。特に、ニューバランスがB.LEAGUEチームのサプライヤーとして初参入することは、バスケットボール界にとっても新たな風を吹き込むことになるでしょう。この取り組みが成功すれば、他の地域でも同様の連携が生まれる可能性があります。

今後は、ニューバランスの店舗を拠点とした地域密着型のイベントやワークショップの開催が期待されます。例えば、プロ選手と一緒に行うランニングクリニックや、子供たちを対象としたスポーツ教室など、スポーツを通じた地域交流の機会を増やすことで、より深い地域との結びつきが生まれるかもしれません。また、長崎の地域特性を活かしたオリジナル商品の開発なども、地元の人々の愛着を高める取り組みとして考えられます。

この取り組みの成功は、単にスポーツビジネスの成功にとどまらず、地域経済の活性化や若者の定着率向上にもつながる可能性があります。今後、3社の連携がどのようなシナジーを生み出し、長崎の街にどのような変化をもたらすのか、注目していく価値があるでしょう。長期的には、このモデルが他の地方都市にも波及し、スポーツを核とした地域振興の新たな形として全国に広がることが期待されます。