ミズノがWAVE RIDER 28を発表、新素材採用でクッション性20%向上と環境配慮を実現

ミズノがWAVE RIDER 28を発表、新素材採用でクッション性20%向上と環境配慮を実現

PR TIMES より

記事の要約

  • ミズノがWAVE RIDER 28を9月6日発売
  • 新素材MIZUNO ENERZY NXTで踵部クッション性20%向上
  • 環境配慮素材を採用し持続可能性に貢献

ミズノのWAVE RIDER 28がクッション性向上と環境配慮を実現

ミズノ株式会社は、ランニングシューズの新モデル「WAVE RIDER 28」を2024年9月6日に発売すると発表しました。このモデルは、ミズノ独自の新素材「MIZUNO ENERZY NXT」を採用することで、前作と比較して踵部のクッション性が約20%向上しています。また、ミッドソール部には「MIZUNO ENERZY」も使用されており、クッション性と反発性の両立を実現しています。

WAVE RIDERシリーズは、1997年の発売以来、グローバルで累計販売数1,000万足を超える人気モデルとなっています。今回のWAVE RIDER 28は、初心者から中級者向けのランニングシューズとして位置づけられており、踵での着地からつま先の蹴りだしまでのスムーズな体重移動と柔らかい走り心地を追求しています。ミズノは、この新モデルの国内販売目標を11万足と設定しています。

WAVE RIDER 28の特長として、アウトソール部の意匠が過度な屈曲を抑える設計になっており、スムーズな体重移動と力強い蹴り出しをサポートします。ミッドソール部は、踵からつま先まで12mmのドロップをつけることで、体を自然に前方に押し出すような設計になっています。また、「MIZUNO WAVE」技術により、クッション性を犠牲にせずに安定性をサポートし、より前足への体重移動がスムーズになりました。

アッパー部分には、柔らかい「ジャガードエアメッシュ」を採用し、足当たりの良さを追求しています。さらに、ヒール部の形状を変更することで、着用する際の足入れのしやすさも向上しています。これらの特長により、WAVE RIDER 28は快適な走行体験を提供することが期待されています。環境への配慮も忘れていません。アッパーの本体メッシュや靴ひもなど、複数の部位に90%以上のリサイクル素材を使用しています。

ミッドソール部の一部にはサトウキビ由来の材料を使用し、「MIZUNO WAVE」のプレートには植物性由来のナイロンプレートを採用しています。これらの取り組みにより、WAVE RIDER 28は性能向上と環境負荷の低減を同時に実現しています。ミズノは、この新モデルを通じて、ランナーのパフォーマンス向上と持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

WAVE RIDER 28の主要特徴まとめ

項目 詳細
発売日 2024年9月6日
新素材 MIZUNO ENERZY NXT
クッション性向上 前作比約20%アップ
対象ユーザー 初心者から中級者
販売目標 国内11万足(1年間)
環境配慮 90%以上のリサイクル素材使用

ミズノWAVE RIDER 28の進化に関する考察

WAVE RIDER 28の発表は、ランニングシューズ市場における技術革新と環境配慮の両立を示す好例といえるでしょう。特に新素材MIZUNO ENERZY NXTの採用によるクッション性の大幅な向上は、ランナーのパフォーマンスと快適性に直接的な影響を与える可能性があります。また、ミズノがこの製品で示した環境への配慮は、スポーツ用品業界全体のサステナビリティへの取り組みを加速させる可能性があります。

今後、ミズノには更なる軽量化や耐久性の向上など、ランナーのニーズに応える技術開発が期待されます。同時に、リサイクル素材の使用率をさらに高めたり、製造過程でのCO2排出量削減など、環境負荷の低減に向けた取り組みの拡大も求められるでしょう。また、個々のランナーの走り方や体型に合わせてカスタマイズできる3Dプリント技術の導入なども、将来的には検討の余地があるかもしれません。

ミズノのこうした取り組みは、スポーツ用品業界全体に波及効果をもたらす可能性があります。他のブランドも環境配慮型の製品開発や持続可能な生産プロセスの導入を加速させることが予想されます。結果として、消費者はより高性能で環境に優しいランニングシューズを選択できるようになり、スポーツを通じた持続可能な社会の実現に一歩近づくことが期待されます。

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