ウフフドーナチュ旧軽井沢店が規格外とうもろこしのスープを販売、フードロス削減と地産地消の取り組みが話題に

ウフフドーナチュ旧軽井沢店が規格外とうもろこしのスープを販売、フードロス削減と地産地消の取り組みが話題に

PR TIMES より

記事の要約

  • ウフフドーナチュが規格外とうもろこしのスープを販売
  • 長野県産「甘々娘」使用で糖度15%以上の甘さを実現
  • フードロス削減と地産地消を目指した取り組み

ウフフドーナチュ旧軽井沢店の規格外野菜活用の新商品

株式会社ウフフが運営する「ウフフドーナチュ旧軽井沢」は、2024年8月20日より長野県産とうもろこし「甘々娘」を使用した「長野県産とうもろこしのスープ」の販売を開始しました。このスープは糖度15%以上を誇る高品質なとうもろこしを使用しており、軽井沢の夏をさわやかに楽しめる一品となっています。

ウフフドーナチュは、規格外の野菜や果物など、品質に問題はないにもかかわらず一般流通に乗せることができなかった食材を積極的に商品化することで、フードロス削減に取り組んでいます。今回使用する「甘々娘」は、実入りが不十分であったり小さすぎるものなど、全体収穫量の約20~30%を占める規格外品を活用しています。

この企画は、農家のママさんからいただいた規格外の「甘々娘」を子どもたちが食べ、その美味しさに驚いたことがきっかけとなっています。子どもたちの「おいしいのに売れないなんて、もったいない!」という素直な気持ちを大切にし、今回の商品化が実現しました。ウフフは今後も、規格外品とそうでないものを区別せずにおいしく食べられる大人に育ってほしいとの思いから、規格外品の積極的な活用に取り組んでいく方針です。

「長野県産とうもろこしのスープ」は、「甘々娘」の自然な甘みと玉ねぎの旨味をたっぷり引き出したスープに、塩と胡椒のみで味付けをしています。子どもが好きなミルク風味に仕上げることで、夏の軽井沢をさわやかに楽しめる優しい味わいのスープとなっています。価格は650円(税込)で、ウフフドーナチュ旧軽井沢店頭にて限定販売されています。

ウフフドーナチュは、これまでも金沢本店や旧軽井沢店にて、捨てられていた柚子の皮を使ったピール煮や規格外のさつまいもやケールなどを使ったドーナツの開発、期間限定での地元食材を使った食堂運営など、フードロス削減や地産地消に積極的に取り組んできました。今後も、ママの感性やスキルを活かして、「お困り素材」や「長野県ならではの食材」をドーナツをはじめ様々な商品に変身させていく予定です。

ウフフドーナチュの規格外野菜活用商品まとめ

商品名 使用食材 特徴
長野県産とうもろこしのスープ 規格外の「甘々娘」 糖度15%以上の高甘味、冷製スープとして提供
軽井沢のケールドーナツ 規格外のケール 地元産野菜を活用したヘルシードーナツ
オールドファッション信州りんご 規格外の「シナノスイート」 傷がついたりんごを使用、通常品と同等の糖度
オールドファッション信州産ラズベリー 規格外のラズベリー 小粒や過熟気味の果実を活用
信州産じゃがいもときのこのポタージュ 規格外のじゃがいも 地元産食材を活用したスープ

ウフフドーナチュ公式サイト

ニュースを読んでみた所感

ウフフドーナチュの規格外野菜活用の取り組みは、フードロス削減と地産地消を同時に実現する素晴らしい試みだと感じました。特に、子どもたちの素直な感想をきっかけに商品化を実現した点は、食育の観点からも非常に意義深いものがあります。規格外品の価値を再認識させる良い機会となっているのではないでしょうか。

今後は、規格外野菜を使用した商品のラインナップをさらに拡充することで、より多くの消費者に規格外品の美味しさや価値を伝えられるのではないかと期待しています。また、他の地域や企業とも連携し、この取り組みを全国的に広げていくことで、日本全体のフードロス削減にも貢献できる可能性があるでしょう。

ウフフドーナチュの取り組みが、消費者の食に対する意識を変え、規格外品の需要を高めることにつながれば素晴らしいと思います。同時に、この活動を通じて生産者と消費者の距離が縮まり、食べ物の大切さや農業の重要性についての理解が深まることを期待しています。今後も、創意工夫を凝らした新商品の開発や、消費者への啓発活動にも力を入れていってほしいですね。

コメント