原信夫とシャープス&フラッツの幻のモントルー音源、40年ぶりに日本コロムビアからCD化、1982年の名演奏がよみがえる

原信夫とシャープス&フラッツの幻のモントルー音源、40年ぶりに日本コロムビアからCD化、1982年の名演奏がよみがえる

PR TIMES より

記事の要約

  • 原信夫とシャープス&フラッツの未発表音源がCD化
  • 1982年モントルー・ジャズ・フェスティバル出演音源
  • 2024年10月23日に発売予定

原信夫とシャープス&フラッツの幻のライブ音源が初CD化

日本コロムビアは、日本のビッグバンドの雄である原信夫とシャープス&フラッツの幻の未発表音源を収録した「シャープス&フラッツ イン モントルー 1982」を2024年10月23日にCDとデジタル配信で同時リリースすることを発表しました。この音源は1982年に世界三大ジャズフェスティバルの1つであるモントルー・ジャズ・フェスティバルで演奏されたものであり、約40年間行方不明となっていたものです。

原信夫とシャープス&フラッツは長年日本のビッグバンド界を牽引してきた存在です。今回リリースされる音源は、リーダーである原信夫の会心の出来であったにもかかわらず、長年世に出ることがありませんでした。原の死後、一昨年偶然発見されたこの音源が、今回ようやくリリースの運びとなりました。

日本コロムビアには1967年の「ニューポートのシャープス・アンド・フラッツ」をはじめ、数々のシャープの名盤が残されています。今回のアルバムも、原の「いつまでもアメリカの模倣や追従ではなく、日本で生まれたジャズを」という思いが詰まった内容となっています。スタンダードと日本のメロディを織り交ぜた、シャープらしいラインナップが特徴です。

このアルバムでは、1980年代のシャープの洗練されたサウンドとライブならではの臨場感、高揚感を楽しむことができます。ジャズファンにとっては、長年待ち望んでいた貴重な音源となることでしょう。また、原信夫とシャープス&フラッツは2024年5月から本格的に活動を再開しており、11月2日には有楽町のアイマショウシアターでコンサートを開催予定です。

CD版の価格は税込3,000円(税抜2,727円)となっています。収録曲は全8曲で、「Three,Two,One,Zero」「Space Shuttle Special」「Humpty Dumpty」などのオリジナル曲に加え、「梅ヶ枝の手洗鉢」「阿波踊り」「東海道」「ソーラン節」といった日本の伝統的な曲も含まれています。ジャズと日本の音楽の融合を楽しめる内容となっています。

シャープス&フラッツ イン モントルー 1982の詳細

項目 詳細
タイトル シャープス&フラッツ イン モントルー 1982
発売日 2024年10月23日(水)
価格 3,000円(税込)[2,727円(税抜)]
品番 COCB-54373
形態 CD、デジタル配信
収録曲数 全8曲
企画・発売元 日本コロムビア株式会社

商品サイト

原信夫とシャープス&フラッツの未発表音源に関する考察

原信夫とシャープス&フラッツの未発表音源がCD化されることは、日本のジャズ史に新たな1ページを加える重要な出来事だと言えるでしょう。約40年間行方不明だった音源が発見され、リリースされることは、ジャズファンにとって大きな喜びとなるはずです。特に、世界的に有名なモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏が収録されているという点は、非常に価値が高いと考えられます。

今後、このような貴重な音源の発掘と公開が進むことが期待されます。日本のジャズ史を紐解く上で重要な資料となる可能性が高く、研究者やミュージシャンにとっても貴重な参考資料となるでしょう。また、原信夫の「日本で生まれたジャズ」という理念が詰まった音源が公開されることで、日本のジャズの独自性や魅力が再評価される機会になるかもしれません。

原信夫とシャープス&フラッツの活動再開も注目に値します。この未発表音源のリリースが、バンドの新たな活動の原動力となることが期待されます。同時に、若い世代のミュージシャンたちが、この音源から刺激を受け、日本のジャズシーンがさらに活性化することも期待できるでしょう。日本のジャズの伝統を受け継ぎつつ、新たな展開を模索する動きが生まれることを願っています。

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