記事の要約
- bitFlyerが新規暗号資産3種の取扱いを開始
- MASK、ZPGAG、ZPGPTの売買が8月28日から可能に
- 新規暗号資産で投資選択肢とWeb3参画機会を拡大
bitFlyerが新規暗号資産3種の取扱いを8月28日より開始
株式会社bitFlyerは2024年8月23日、新規暗号資産3種の取扱いを8月28日から開始すると発表しました。取扱いを開始する新規暗号資産は、マスクネットワーク(MASK)、ジパングコインシルバー(ZPGAG)、ジパングコインプラチナ(ZPGPT)の3種類です。これらの暗号資産の売買およびかんたん積立の設定は8月28日午後1時頃から可能となります。
マスクネットワーク(MASK)は、ソーシャルメディアプラットフォーム上で暗号資産の取引や分散型アプリケーションの利用を可能にするブラウザ拡張機能です。ユーザーのプライバシーを保護しながら、XやFacebookなどのソーシャルメディアサイトにブロックチェーン機能を追加することを目指しています。エンドツーエンドの暗号化を提供し、暗号資産の送受信やDeFiへのアクセスなどを直接ソーシャルメディア上で行えるようになります。
ジパングコインシルバー(ZPGAG)は、三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行する暗号資産で、1 ZPGAGは銀現物の1グラムに相当する価値を持ちます。銀現物価格と概ね連動することを目指し、銀現物と同等の資産特性および投資特性を持つことが特徴です。低コストでの小口決済が可能であり、信頼性と利便性の高い資産運用およびインフレヘッジ資産としても利用できます。
ジパングコインプラチナ(ZPGPT)も同様に三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行する暗号資産で、1 ZPGPTはプラチナ現物の1グラムに相当する価値を持ちます。プラチナ現物価格と概ね連動することを目指し、プラチナ現物と同等の資産特性および投資特性を持つことが特徴です。ZPGAGと同様に、低コストでの小口決済や信頼性の高い資産運用、インフレヘッジ資産としての利用が可能となっています。
bitFlyerは、これらの新規暗号資産の取扱いを開始することで、お客様の投資選択肢およびWeb3への参画機会をさらに拡大していく方針です。今後も積極的に新規暗号資産の取扱いを増やしていく予定であり、暗号資産市場の発展に貢献していくことを目指しています。顧客満足度No.1を達成したbitFlyerの取り組みに、今後も注目が集まりそうです。
bitFlyerの新規取扱い暗号資産まとめ
マスクネットワーク(MASK) | ジパングコインシルバー(ZPGAG) | ジパングコインプラチナ(ZPGPT) | |
---|---|---|---|
発行元 | Mask Network | 三井物産デジタルコモディティーズ | 三井物産デジタルコモディティーズ |
特徴 | ソーシャルメディアにブロックチェーン機能を追加 | 銀現物1グラムに相当 | プラチナ現物1グラムに相当 |
主な用途 | 暗号資産取引、DApps利用 | 資産運用、インフレヘッジ | 資産運用、インフレヘッジ |
取引開始日時 | 2024年8月28日 午後1時頃 | 2024年8月28日 午後1時頃 | 2024年8月28日 午後1時頃 |
ニュースを読んでみた所感
bitFlyerが新規暗号資産3種の取扱いを開始することは、暗号資産市場の多様化という点で非常に興味深い動きだと感じました。特にMASKのようなソーシャルメディアと連携した暗号資産は、Web3の普及に大きく貢献する可能性があります。一方で、ZPGAGとZPGPTのような実物資産と連動する暗号資産は、投資家に新たな選択肢を提供するだけでなく、インフレヘッジとしての役割も期待できそうです。
今後は、これらの新規暗号資産がどのように市場に受け入れられ、取引量が推移していくかが注目されます。特にMASKについては、ソーシャルメディアユーザーの間でどれだけ普及するか、また既存のソーシャルメディアプラットフォームとどのように共存していくかが鍵になるでしょう。ZPGAGとZPGPTに関しては、実物資産価格との連動性がどの程度維持されるか、また流動性がどの程度確保されるかが重要なポイントになると考えられます。
bitFlyerには、これらの新規暗号資産の取扱いを通じて、暗号資産市場の健全な発展に寄与してほしいと思います。同時に、ユーザーの資産保護やセキュリティ対策にも引き続き注力し、安全で信頼できる取引環境を提供し続けることを期待しています。暗号資産市場はまだ発展途上であり、bitFlyerのような大手取引所の取り組みが市場全体の成長を牽引していくことでしょう。
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