記事の要約
- リシャール・ガリアーノが9年ぶりに関西公演を開催
- 「ニューヨーク・タンゴ・トリオ」として京都で公演
- 2024年11月6日、ロームシアター京都で実施予定
世界的アコーディオン奏者リシャール・ガリアーノの京都公演が決定
株式会社MUGENクリエイションズは、世界的アコーディオン奏者リシャール・ガリアーノの京都単独公演「ニューヨーク・タンゴ・トリオ in KYOTO」を2024年11月6日に開催すると発表しました。この公演は9年ぶりの関西公演となり、ロームシアター京都で行われる予定です。ガリアーノの新境地である「ニューヨーク・タンゴ・トリオ」の演奏を京都で堪能できる貴重な機会となります。
リシャール・ガリアーノは、クラシック音楽の名門レーベルであるドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ唯一のアコーディオン・バンドネオン奏者として知られています。卓越したテクニックと、フランスのエスプリ、タンゴの情熱を兼ね備えた多彩な感性を持つ音楽家です。1983年には「タンゴの革命児」と呼ばれるアストル・ピアソラと出会い、ピアソラの助言を受けて「ニュー・ミュゼット」の確立に尽力しました。
今回の公演では、ギター奏者のアドリヤン・モアニャールとベーシストのフィリップ・アーツがガリアーノと共演します。アドリヤンは、俳優のガッド・エルマレやシリル・エーメとの共演経験を持つ注目の若手ギタリストです。2023年にはディエゴとのデュオ・アルバム『Django’s Songs』をリリースしており、ソリストとしても実力を認められています。
公演プログラムには、アストル・ピアソラ作曲の「Vuelvo Al Sur」やガリアーノ自身の代表作「New York Tango」、「Tango Pour Claude」などが含まれています。また、「Oblivion」やヘンリー・マンシーニの「Moon River」では、ガリアーノがアコーディーナに持ち替えて演奏するなど、バラエティに富んだ構成となっています。京都の秋の夜長に、情熱的なタンゴとしっとりとした名曲の数々を楽しめる贅沢な公演となりそうです。
チケットは2024年8月22日から販売が開始されます。S席9,000円、A席7,500円、学生チケット5,000円となっており、e+(イープラス)、ローソンチケット、ロームシアター京都チケットカウンターで購入可能です。未就学児の入場はできないため、注意が必要です。京都で世界的アコーディオン奏者の演奏を楽しむ貴重な機会となるでしょう。
リシャール・ガリアーノ京都公演の概要
項目 | 詳細 |
---|---|
公演タイトル | リシャール・ガリアーノ ニューヨーク・タンゴ・トリオ in KYOTO |
日程 | 2024年11月6日(水) 19:00開演(18:30開場) |
会場 | ロームシアター京都(サウスホール) |
出演者 | リシャール・ガリアーノ(アコーディオン)、アドリヤン・モアニャール(ギター)、フィリップ・アーツ(ベース) |
曲目 | ヴェルボ・アル・スール、オブリビオン、ニューヨーク・タンゴ、ムーン・リヴァー等 |
チケット料金 | S席9,000円、A席7,500円、(学生チケット5000円) |
チケット発売日 | 2024年8月22日 |
リシャール・ガリアーノの京都公演に関する考察
リシャール・ガリアーノの京都公演が決定したことは、日本の音楽ファンにとって非常に喜ばしいニュースです。9年ぶりの関西公演ということで、多くの人々が待ち望んでいたイベントであることは間違いありません。特に、ガリアーノの新境地である「ニューヨーク・タンゴ・トリオ」の演奏を日本で聴けるというのは、非常に貴重な機会となるでしょう。
今後、このような世界的アーティストの日本公演がさらに増えることを期待します。特に、関西地方での開催は東京に比べて少ない傾向にあるため、京都での公演は地方の音楽ファンにとって大きな意味を持ちます。また、ガリアーノのような異なるジャンルを融合させる革新的なアーティストの公演が増えることで、日本の音楽シーンがより多様化し、豊かになっていくことも期待できるでしょう。
今回の公演を機に、日本でのアコーディオン音楽やタンゴ音楽への関心が高まることも期待されます。ガリアーノの演奏を通じて、より多くの人々がこれらの音楽ジャンルの魅力に触れる機会が増えれば、日本の音楽文化の発展にもつながるのではないでしょうか。今後、このような国際的な音楽交流がさらに活発になり、日本の音楽シーンがより豊かになっていくことを願っています。
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