NIJINアカデミーが古瀬正也氏を招き小中学生向け対話ワークショップを開催、不登校支援の新たな取り組みに注目

NIJINアカデミーが古瀬正也氏を招き小中学生向け対話ワークショップを開催、不登校支援の新たな取り組みに注目

PR TIMES より

記事の要約

  • NIJINアカデミーが古瀬正也氏の特別授業を開催
  • 対話をテーマに小中学生向けのワークショップを実施
  • 「自由って何?」について考える機会を提供

NIJINアカデミーの古瀬正也氏による対話ワークショップ開催

株式会社NIJINは、2024年8月27日に不登校オルタナティブスクール小中一貫校NIJINアカデミーにて、対話の専門家・ワークショップデザイナーの古瀬正也氏を講師に迎え、小中学生を対象とした特別授業をZoomにて開催することを発表しました。このイベントは「ワークショップデザイナーと対話しよう!「自由って何?」」というタイトルで行われ、参加者は対話について学び、実践する機会を得られます。

イベントの主な目的は、「対話とは何か」についてのイメージをつかむことと、対話を通して「自由って何?」の本質を言葉にすることの2点です。対象は小中学生全学年ですが、特に小学4年生から中学生向けの内容となっています。参加者はPCまたはタブレットを使用し、Zoomを通じてワークショップに参加することができます。

講師を務める古瀬正也氏は、1988年生まれの対話の専門家・ワークショップデザイナーです。駒澤大学グローバルメディアスタディーズ学部卒業後、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科を修了しました。学部生時代に対話の手法「ワールド・カフェ」に出会い、対話に関心を持ち始めたことがきっかけとなり、2012年に独立しています。

NIJINアカデミーは2023年9月に開校した不登校小中学生向けのオルタナティブスクールで、全国30以上の都道府県から約140名の小中学生が学んでいます。「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」をカリキュラムの柱とし、学校に行けないことが劣等感・罪悪感にならず、全ての子どもが希望を持てる未来を創ることを目指しています。

株式会社NIJINは「教育から国を照らす」を理念に掲げ、教育課題を仕組みから解決する「JAPAN EDUCATION COMPANY」として2022年4月に設立されました。不登校・教員不足・教師の働き方・学校の在り方など、様々な教育問題を解決する11の仕組み(事業)を展開しています。本イベントもその取り組みの一環として位置づけられています。

NIJINアカデミーの特別授業概要

項目 詳細
イベント名 ワークショップデザイナーと対話しよう!「自由って何?」
開催日時 2024年8月27日(火)10:00~11:00
開催場所 Zoom(オンライン)
対象 小中学生全学年(推奨:小学4年生~中学生)
講師 古瀬正也氏(ワークショップデザイナー・ファシリテーター)
主催 株式会社NIJIN

イベント申し込みページ

NIJINアカデミーの特別授業に関する考察

NIJINアカデミーが開催する古瀬正也氏による特別授業は、不登校の子どもたちに対して新たな学びの機会を提供する点で非常に意義深いものです。対話をテーマにしたワークショップは、コミュニケーション能力の向上だけでなく、自己表現や他者理解の促進にもつながる可能性があります。特に「自由って何?」というテーマは、子どもたちが自分自身や社会について深く考えるきっかけになるでしょう。

今後は、このような特別授業をより多くの不登校児童・生徒に提供できるよう、オンラインでの開催回数を増やすことが期待されます。また、対話のスキルを身につけた子どもたちが、学校復帰後にどのような変化を見せるかについての追跡調査も興味深いテーマとなるでしょう。NIJINアカデミーには、この取り組みを継続的に発展させ、不登校支援のモデルケースとなることを期待したいです。

さらに、このようなイベントを通じて得られた知見を、一般の学校教育にも還元していくことが重要です。対話型のワークショップを通常の授業に取り入れることで、すべての子どもたちのコミュニケーション能力や問題解決力を高める可能性があります。NIJINアカデミーの取り組みが、日本の教育システム全体にポジティブな影響を与えることを期待しています。

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